U-23日本代表、6月のアメリカ遠征が決定!昨年完敗のパリ五輪出場国と2試合 オーバーエイジも合流か

日本サッカー協会(JFA)は11日、U-23日本代表が6月7日(金)と11日(火)にアメリカのカンザスシティで、U-23アメリカ代表と対戦することが決定したと発表した。

先日のU23アジアカップで優勝し、パリ五輪の出場権を獲得した日本。7月24日の五輪初戦まで時間はあまりないが、その中での強化策として、6月に海外遠征を実施することを山本昌邦ナショナルチームダイレクターが大会後に明かしていた。

対戦相手は五輪に出場する16チームに絞られており、今回、アメリカと現地で2試合を行うことが決まった。U-23日本代表は昨年10月にもアメリカへ遠征しており、この時の対戦では日本が1-4の完敗を喫している。

U-23日本代表を率いる大岩剛監督のコメントは以下の通り。

「パリオリンピック2024の出場権を獲得してからオリンピック本大会までの限られた時間の中、同じくオリンピックに出場するU-23アメリカ代表と対戦できることは、非常に貴重なチーム強化の機会になります。昨年10月にも同アメリカ代表と対戦し、敗れたことは鮮明に記憶しています。チームとして決して悪い内容ではなかったですが、多くの気づきを得た試合でした。本大会で勝ち上がるためにも、まずは目の前のアメリカとの再戦に勝利できるよう、しっかりと準備を進めていきます」

なお、すでにワールドカップ2次予選突破を決めている日本代表は6月の2試合(ミャンマー戦とシリア戦)が消化試合となるため、A代表の森保一監督は五輪代表へ全面協力する意向を示している。

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今回の遠征はインターナショナルマッチウイークに実施されることから、パリ五輪に向けたオーバーエイジも大岩監督のチームに合流することが予想される。

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