10日午前8時20分ごろ、4月に発生した宮古市刈屋の山林火災現場で「煙が見える」と、付近住民が宮古消防署新里分署に通報した。数カ所から発煙が確認され、消火に当たったが日没で中断。11日早朝から再開する。
宮古地区消防本部によると、10日午前10時から正午ごろまで県防災ヘリによる散水、午後からは地上隊がジェットシューターで消火に当たったが、鎮火には至らなかった。
現場に入った市消防団の50代男性は「水をかければ消えるような小さい火や煙がくすぶっていた」と様子を話した。
同消防本部は、4月20日発生し、28日に鎮火を宣言した山林火災との関連は不明としている。