福士蒼汰 自分を変えた「特別な3カ月間」を告白「自分で選んでいくのも大切だなって」

 福士蒼汰

 俳優の福士蒼汰が10日放送のTBS系トークバラエティー「A-Studio+」に出演。自身を変えたという3カ月の渡米経験を告白した。

 20代前半を多忙の中で過ごしたという福士は「自分がいっぱいいっぱいだった」と回想。5年ほど前に「休みもらって、アメリカに3カ月ぐらい行って、自分を取り戻そうと」と、思い切ってオフの期間を作って渡米したことを明かした。

 現地での生活を「勉強もしました。お芝居の勉強もさせてもらったりしましたけど、ただ『いる』っていうことだけもしましたね。ロサンゼルスで、ただボーッとして」と説明。「今まではレールに沿ってしか行けなかったけど、自分で選んでいくっていうのも大切だなって、25、26の時に思って。その初めてがロサンゼルスでしたね」と笑顔で話した。

 特別だった3カ月間を「あの時、やって良かったって本当に思います」としみじみ回顧。「そこから心がパカッて開いた感覚があって、今はもう、夢とかやりたいことがすごく出てきて、むしろそれをセーブしなきゃ行けないと思うぐらい衝動がある」と言葉に力を込めた。さらに、今後に向けては「お恥ずかしいけど、ダンスとか歌とかすごいやりたい」とも告白。「表現が好きにどんどんなっていって。ダンスとか歌とかって、表現の最たるものじゃないですか。やりたいなって」と語った。

 海外への意識は「小学校3年生の時」に持ち始めたという福士。「初めて地球儀を見て、日本を発見して、この地球の中で日本ってこんな小さいんだ、なんでここにいなきゃいけないんだろうって思っちゃった」と当時の新鮮な思いを明かした。その後「中学校に入って英語の授業が始まって、この言語をしゃべれれば世界中の人と話せると」と感じたことから、独学で英語の勉強を継続。「今でもずっと勉強中です」と胸を張った。

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