エアレースエックスが開幕 前回王者・室屋義秀さんが練習拠点・福島市でフライト 6カ国8選手が出場

大会初日、練習のフライトをする室屋さんの機体

 小型飛行機の国際大会「AIR RACE X(エアレースエックス)」は10日、開幕した。前回王者の室屋義秀さん(51)=レクサス・パスファインダー・エアレーシング=が練習拠点の福島市大笹生のふくしまスカイパークでフライトした。

 6カ国8選手が19日までの10日間、各自の拠点に同一コースを設定して飛行する。選手は期間中、タイムを計測する実戦か練習を選択できる。大会初日、室屋さんは機体の調子を確かめるため練習を選んだ。ふくしまスカイパークには多くのファンが詰めかけ、本番さながらの巧みな技術に歓声を上げていた。

 フライトは観覧可能。チームの公式X(旧ツイッター)で飛行時間を告知している。大会の様子は26日、ユーチューブで配信される。今大会は計3回のレースを行い、総合優勝を決める。2回目は8月30日から9月8日まで、3回目は10月4日から13日まで繰り広げられる。

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