菊池雄星、今季最長8回2失点の好投も3敗目…ブルージェイズは反撃及ばず借金4

● ブルージェイズ 2 - 3 ツインズ ○
<現地時間5月10日 ロジャース・センター>

ブルージェイズの菊池雄星投手(32)が10日(日本時間11日)、本拠地でのツインズ戦に先発登板。8回4安打2失点と好投したが、打線の援護なく3敗目(2勝)を喫した。

初回、一死から3連打を浴び先制点を許したものの、2回から4回までは3イニング連続3者凡退と修正。しかし1-1の同点で迎えた5回、先頭の6番・サンタナに右越えソロを浴び2点目を失った。

それでも6回以降は再びテンポ良くアウトを重ね、今季最長となる8イニング目もキッチリ3者凡退。5回に勝ち越しソロを浴びたものの次打者から12連続アウトを記録し、8回97球、4安打2失点、3奪三振無四球の好投で防御率は2.64となった。

今季初のハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)を達成したものの、1点ビハインドの状況で降板したため3勝目とはならず。9回にはリリーフ陣が1点を失い1-3となった。

ブルージェイズ打線は2点を追う9回裏、二死無走者から1点を返しなおも二死一、三塁の好機だったが、9番・クレメントの投手を強襲した打球は無情にも一塁前へ。最後は不運な一ゴロで試合終了となり、菊池に黒星が記された。

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