「『走らないでー』って」内田篤人が明かすドゥトラの強烈キャラ。栗原勇蔵はレジェンド助っ人息子の爆笑秘話披露「そんな甘くねえぞ(笑)」

横浜F・マリノスは5月11日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第1レグで、アル・アイン(UAE)をホームに迎える。

この大一番を前に、DAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』では、同クラブOBの栗原勇蔵氏をゲストに招き、マリノス特集を実施。注目ポイントを挙げるなか、MCを務める内田篤人氏が、かつて二度の期間に渡ってトリコロールのユニホームを身にまとったレジェンド左SB、ドゥトラ氏との思い出を語った。

日本屈指の右SBとして名を馳せた内田氏は「皆さん、ドゥトラ覚えてますか? 左サイドのあの怪獣みたいな」と切り出し、自身が鹿島アントラーズでプロデビューした直後の出来事をこう振り返った。

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「1年目の結構早めの節。2節目かな。ホームでやったんですけど、マリノスめちゃくちゃ強かったんですよ(0-3で完敗)。さすがマリノスと思ったし、対面したのはドゥトラで、高校生の時からそら見てますよ。『あ、ドゥトラだ』みたいな。

ドゥトラめっちゃ優しくて。オーバーラップとかしたら『走らないでー』って言って走って。『走らないでー』って言って、オーバーラップのマークをついてるんです。終わった後もちゃんと握手をしてくれて、『あなた良い選手ね。若いね、良い選手ね』って言ってくれたのをすごく覚えています」

また、栗原氏もドゥトラ氏にまつわる強烈なエピソードを披露。「元トラック運転手ですからね」と伝え、内田氏を驚かせた後、息子の秘話を明かした。

「ドゥトラの息子が中学生ぐらいになって、『マリノスのジュニアユースで練習参加させてくれないか?』って言って、見に行ったんですよ。そしたら、スローインになったらジャンプしてました。すぐ落ちてました。そんな甘くねえぞ、マリノス(笑)」

ブラジリアン・レフティは、そのキャラクターも相まり、今もなお鮮明に記憶されているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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