豪市長の娘に不適切行為 永田市議が副議長を辞職 岐阜県美濃加茂市

永田徳男氏=10日午前、美濃加茂市役所

  美濃加茂市議会の永田徳男市議が、姉妹都市の市長の娘にセクハラを疑われる不適切な行為をした問題で、永田氏は10日、副議長職の辞職願を提出し、議長の許可を受けて正式に辞職しました。

  この問題は4月3日、オーストラリアにある姉妹都市、ダボ市のマシュー・ディカーソン市長らを招いた歓迎会の2次会で、永田氏が市長の娘の下腹部にマイクを近づけ、セクハラを疑われる不適切な行為をしたものです。

  永田氏は10日午前9時すぎ、市議会事務局の久保田芳典局長に辞職願を提出。副議長職は辞職するものの、議員は続けるとの意向を示しました。

※永田徳男氏
  「美濃加茂市民の皆さまに大変ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、本当に申し訳なく思っています。これからは、今まで国際交流をしっかりしてきたことの信頼を損ねることにならないように、議員活動を通して、一生懸命この美濃加茂市のためにまい進したい」

  辞職願は、森弓子議長によって許可され、永田氏の副議長職の辞職が正式に決まりました。

© 株式会社岐阜放送