円安なのに先代より31万円安いグレードも!新型「ジープ ラングラー」発売 限定10台のモデルもお披露目

米国を代表するSUV、新型「ジープ ラングラー」が10日、発売され、都内で発表会が行われた。イベントには以前に「ラングラー」を所有しており、現在は「グランドチェロキー サミット」のオーナーであるお笑いコンビ・トータルテンボスの藤田憲右も出席した。

7つのラインがあるように見える「7スロットグリル」や大きく張り出したフェンダーなど独特のスタイルは継続。アンテナがフロントウインドシールドに統合されたため、小枝などに引っかかるようなトラブルは回避されるようになった。パワーシート、サイドカーテンエアバッグなど見えない部分も最新式に進化している。ホイールには初代「ジープ」をかたどったエンブレムもある。

価格は「スポーツ」が799万円、「サハラ」が839万円、「ルビコン」が889万円。円安傾向であるにもかかわらず「サハラ」は先代から31万円、「ルビコン」は16万円価格が引き下げられている。最新の装備も考慮すれば、かなりの“お得感”がある。

新型モデルの発売を記念して日本国内では10台限定の「ルビコン ハイ ベロシティ」(899万円)と300台限定の「サハラ ローンチエディション」(849万円)も発売される。この日の会場には鮮やかなイエローの「ハイ ベロシティ」も設置されていた。

「ジープ ラングラー」は2023年に日本では4000台以上を販売した。世界での売上では、米国、カナダ、中国に次いで4位。関係者は数字が肉薄している中国を超えることを目指していた。

(デイリースポーツ/よろず~ニュース・澤田 英延)

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