10日午後6時55分ごろ、島根県出雲市古志町、無職の男性(74)が住むアパートの部屋から爆発音が聞こえ、付近の住民が110番した。男性が顔にやけどを負い救急搬送されたが、軽傷のもよう。
出雲署によると、男性は1人暮らし。カセットこんろを使って料理中、カセットボンベが爆発したとみて調べている。
現場は2階建てアパートの1階。部屋の天井が一部焼け、隣接する水田や駐車場には窓枠やガラスが散乱し、車1台が一部破損した。
隣の部屋に住む20代男性は「バーンという大きな音と振動を感じ、驚いて外に出た。火や煙は見えなかった」と話した。
現場は、出雲市役所から南西約2キロの田園地帯。