和久井学容疑者(51)消費者金融に借金 25歳女性の店の元従業員「割と稼いでる方というイメージ」 新宿タワマン殺人事件

東京・新宿区のタワーマンションで25歳の女性が殺害された事件で、女性に返金を求めて犯行に及んだ男は、消費者金融などに借金があったことがわかった。

和久井学容疑者(51)は、平沢俊乃さん(25)の首などを刺し殺害した疑いがもたれている。和久井容疑者は犯行について、「お金を取り返すために行った」と供述しているが、捜査関係者によると、和久井容疑者が消費者金融に借金をしていたことが新たに分かった。

和久井容疑者は、数年前から平沢さんの店に頻繁に通っていたとみられている。平沢さんが経営していた店の元従業員は、「(3年ほど前の和久井容疑者は)何枚かのカードを使いまわしてやりくりしてたのかな。割と稼いでる方なのかなっていうイメージではありました」と話す。

平沢さんは以前、警視庁に和久井容疑者のストーカー行為の相談をした際に「店の料金の前払い金として受け取った」と説明していて、警視庁は動機の解明を進めている。

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