渋野日向子が予選落ち「修正点? たくさんありすぎて…」 解説者は「ムリした感じ」

渋野日向子

米女子ゴルフツアーの「コグニザント・ファウンダーズ・カップ」2日目(10日=日本時間11日、ニュージャージ州クリフトンのアッパーモントクレアCC=パー72)、日本勢トップの18位から出た渋野日向子(25=サントリー)は1バーディー、6ボギー、1ダブルボギーと79のラウンドで通算4オーバーの97位で決勝ラウンドに進めなかった。

出だしの10番パー4でクリークにつかまってダブルボギーとすると、11番パー4でもボギー。初日に安定していたショットは乱れ、パットも寄せられないなど、最後まで立て直せないままホールアウトした。フェアウエーキープは14分の6、パット数は32。まったく良いところがなく、3戦ぶりの予選落ちとなった。

渋野は「しょっぱなにミスしてしまって最後までなにもできなかったんで悔しいです」と振り返った。その上で「上を目指さないといけないところでスタートからこけてしまったので、マインドが変わってしまったと思いました」とし、修正点を聞かれて「たくさんありすぎるんで。ショットも、グリーンもそうですし…」と語った。

試合を中継した「WOWOW」で解説を務めた石井忍(49)は10番でクリークに入れてしまったシーンについて「ちょっとムリしたかなという感じがした」と渋野の〝焦り〟を指摘。さらに最終9番では第3打を池に入れて、ボギーとしたことには「戦う気持ちをなかなか維持するのが難しくなっている状況」と分析していた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社