カーディナルスがベテランWRジョーンズと最大7億円の1年契約で合意

ジャクソンビル・ジャガーズのゼイ・ジョーンズ【AP Photo/Gary McCullough, File】

ワイドレシーバー(WR)ゼイ・ジョーンズの仕事探しの旅は砂漠に行き着いた。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロが契約について知る人物の話を元に現地10日(金)に報じたところによると、ジョーンズはアリゾナ・カーディナルスと最大425万ドル(約6億6,208万円)の1年契約で合意したという。

ドラフト後にジャクソンビル・ジャガーズから放出されたジョーンズは、カーディナルス、テネシー・タイタンズ、ダラス・カウボーイズ、カンザスシティ・チーフスを訪問していた。

カーディナルスはジョーンズが2024年シーズンに役割を開拓する上で理にかなった行き先だ。

ドラフト全体4位指名のマービン・ハリソンJr.はカーディナルスのナンバーワンターゲットとしてすぐに目立つ存在となるだろう。しかし、新人であるハリソンJr.の後ろにも生産の余地は残されている。マイケル・ウィルソン、グレッグ・ドーチ、ザック・パスカル、クリス・ムーア、ドラフト6巡目指名のテジュアン・パーマーが、カーディナルスのデプスチャートの上位を占める。

ジョーンズはジャガーズで過ごした2シーズンでレシーブ116回で1,144ヤード、タッチダウン7回をマークしているものの、2023年は負傷でシーズンを棒に振った。

現在29歳のジョーンズはカーディナルスで主にバウンダリーレシーバーとしての役割を担うが、必要に応じてスロットのポジションにつく柔軟性を持っている。

カーディナルスはレシーバーのポジションに明確なニーズを持ってドラフトに臨んでいた。ハリソンJr.を指名することで重要なピースを確保したカーディナルスはその後、レシーバー陣を補強するために堅実な選手を獲得している。

【KO】

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