ジュニア京都文化観光大使の小学生が文化庁を訪問 文化継承の意義を考える 京都市上京区

京都に興味がある京都市内の小学生の代表「ジュニア京都文化観光大使」のメンバーが、11日、京都市上京区の文化庁を訪れ、文化を継承する意義を考えました。文化庁京都庁舎を訪れたのは、今年度のジュニア京都文化観光大使に任命され、京都の魅力を発信する活動をおこなう京都市内の小学6年生16人です。大使たちはまず文化庁の職員から「日本の文化や芸術を世界や次の世代に伝える」という文化庁の役割について説明を受け、文化財やアニメ、観光など業務が多岐にわたることを学びました。その後、大使たちはグループに分かれて室町時代に画家・雪舟が描いた秋冬山水図の掛け軸や縄文時代の土偶などのレプリカに触れる体験をしました。甲冑の試着などレプリカだからこそできることも体験し、大使たちは歴史の重さや文化財を守り継ぐ意義を感じている様子でした。大使たちが、この日学んだ成果は、京都市のウェブサイトや情報誌で発信していくということです。

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