ルメールが落馬負傷から復帰後初勝利「早めに勝てたら自信が戻ってくる」

　久々の美酒に笑みがこぼれた。11日の東京4Rを3番人気のトライデントスピアで制し、C・ルメール騎手（44）＝栗東・フリー＝が落馬負傷から復帰後初勝利（今年47勝目）を飾った。

　3月17日のスプリングS（シックスペンス）以来、約2カ月ぶりの勝利となったルメールは「早めに勝てたら自信が戻ってくる。（骨折で休養していた）1カ月はフラストレーションが大きかったので、早めに勝ちたかった。G1シーズンなので、早めにいい調子を取り戻したい。きょうから改めてですね」と前を向く。勝ち馬については「スタミナがあるし、いい馬。能力を感じました。緩い馬なので、まだ良くなる」と素質を評価していた。