大谷翔平が松井裕樹から左中間破る二塁打 今季3度目対戦 3戦ぶり17度目マルチ安打で同点演出 チームサヨナラ負けで連勝止まる

 ドジャース・大谷翔平

 「パドレス2-1ドジャース」(10日、サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平選手が「2番・DH」で先発出場。八回の第4打席ではパドレスの松井裕樹投手と対戦し、左中間を破る二塁打を放った。

 無死1塁の場面で、初球はスライダーに空振り。2球目のストレートは外に外れた。3球目のスライダーをとらえ、左中間を破った。無死二、三塁に好機を拡大した。3戦ぶり17度目のマルチ安打となった。二塁ベース上で三塁側ベンチに向かって両手をあげて「ヒップ・ロック」。笑顔を浮かべた。続くフリーマンが犠飛を放ち、同点に追いついた。

 松井は好投の先発キングの2番手として、八回から登板。いきなり先頭打者のベッツの打球を左足に直撃し、倒れ込んだが、続投した。

 大谷と松井は今季3度目の対決。3月21日の韓国での試合では松井が右飛に打ち取り、4月12日の試合では大谷が右翼線二塁打を放っていた。

 チームは九回に今季2度目のサヨナラ負け。連勝は7でストップした。

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