フランス人「母国じゃあり得ない!」 警察から突然の電話…驚きながらも感激した日本での出来事とは

突然、警察から電話が来て驚くオレリアンさん(画像はスクリーンショット)

日本で暮らす外国人は、日常生活で自分の国との違いに驚くことがあるようです。フランス人YouTuberで日本在住歴8年のオレリアン・プダさんは、「母国じゃあり得ない!」体験をしたそう。実際のエピソードを動画にして、自身のインスタグラムアカウント(bebechan_france)に投稿し反響を呼んでいます。いったい、どんなことがあったのでしょうか。

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クレジットカードを失くしていないか? 警察から突然の連絡

「【衝撃】フランス人の身に起こったまさかの出来事……」

そんなコメントを添えて投稿された動画では、オレリアンさんが実際に体験したことが再現されていました。ある日、オレリアンさんのもとに警察署から電話が。用件は、クレジットカードを失くしていないか? との確認でした。

身に覚えがなく、思わず警戒するオレリアンさん。「失くしていないはずです……」と答えながら、不安げな表情を浮かべます。電話をかけてきた警察署の人は、手元にクレジットカードがあるか丁寧に確認を促しました。

オレリアンさんは戸惑いながら、ポケットから財布を取り出して確認。すると、クレジットカードが入っていないことがわかりました。電話の相手に「ないです。確かに……。え、どういうこと?」と、問いかけると、オレリアンさんがどこかでクレジットカードを落とし、警察署に届けられたとの説明を受けました。

本人が気づく前に、落としたクレジットカードが届けられていることに衝撃を受けるオレリアンさん。お礼を伝えると、「お手数なんですけれども、こちらにお受け取りにいらっしゃるか、ご郵送でご返却させていただいてもよろしいでしょうか?」との確認が。フランスではあり得ないような出来事に、オレリアンさんは驚きながらも感激するのでした。

実際にあったエピソードを再現した投稿は反響を呼び、コメント欄には「日本人としてうれしい」「無事に戻って本当に良かったです これからもこういう日本であってほしいです」「『落とし物は交番へ』というのが染みついていますよね、日本人は」「日本では、そういうものを見つけたら、だいたい失くした人の気持ちを想像するんですよね」などの声が。

また、「私も私が気づく前に警察から『財布落とされてないですか』って電話がありました 本当にありがたかったです」「我が家のカナダ人息子も、財布を忘れて戻ってきてびっくり!! アイラブジャパンと叫びました(笑)」といった、日本でオレリアンさんと同じ体験をした人たちからの声も寄せられました。

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