ついに“Xデー”が…… エムバペがPSG退団を表明「冒険は数週間で終わる」「新しい挑戦が必要」

写真:今季限りでPSGを退団するエムバペ ©Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・エムバペが、自身の公式Xを更新。今季限りでPSGを退団することを発表した。

エムバペは、PSGとの現行契約が今年6月30日に満了を迎える。その後の去就については、度々名前が挙がってきたレアル・マドリードをはじめ、フランス国外クラブへの移籍の可能性が取り沙汰されてきた。

今回、エムバペは「その時が来たら話したいといつも言ってきた。今年がPSGでの最後の年だ」とコメント。「(契約)延長はしないし、冒険は数週間で終わるだろう。日曜日に『パルク・デ・プランス』で最後の試合をすることになる」と、現地時間5月12日に行われるリーグ・アン第33節のトゥールーズ戦がホームでのファンとの“別れ”になることを明言した。

PSG在籍期間中には、クラブへの忠誠心に疑問を持たれることもあったエムバペ。「フランス最大のクラブ、世界最高のクラブの一員になるチャンスと大きな名誉に恵まれた長い年月の間には、たくさんの感情があった」と述べつつ、次のように感謝の気持ちを語った。

「大きな重圧がかかるクラブで初めての経験をすることができた。歴史上最高の選手たち、偉大なチャンピオンたちと一緒にいることで、選手として成長することもできたんだ」

2017年8月にモナコからローン移籍で加入してから、7年の歳月が過ぎた。エムバペは「今の自分には新しい挑戦が必要だったと思う」と、変化の時が訪れたことを強調した。

25歳にしてリーグ・アンを6回制覇し(モナコで1回、PSGで5回)、フランス代表でもFIFAワールドカップ優勝を経験している(2018)。

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