岩城滉一、26年ぶり主演映画の撮影期間にトラブル「大腿骨折っちゃって」

舞台あいさつに参加した岩城滉一【写真:ENCOUNT編集部】

岩城の発言に会場からは笑い

俳優の岩城滉一が11日、都内で行われた主演映画『ラストターン 福山健二 71歳、二度目の青春』の公開記念舞台あいさつに登壇した。本作にまつわるトークで会場を盛り上げた。

約26年ぶりの主演映画である同作について岩城は「歳なりの、無理しないでできる、白髪のまんまでいいし」と述べつつ、撮影期間中に「ちょっと足をけがしちゃって。大腿(だいたい)骨を折っちゃって」と告白。「そうしたら監督が、『家の中でなんかやってるときに、ハシゴから落っこってけがしちゃうってことにしましょう』ということになって、急きょ芝居を変えてくださった。で、なんとなく不自由。だから最近運動靴を履かなくなりましたね」と話した。

同作が、厚生労働省の推薦作品に選ばれたと聞き知ると岩城は「マジかよ!」と声を上げ、「でもあてにならない国の話だからね~!」と言って会場の笑いを誘った。

前回の舞台あいさつを振り返って、自身の発言に言及。「この間舞台あいさつをやったときに、(人生の転機を問われて)『浮気がバレたときかな~』と言ったら、カメラもってるやつらが、なんだか知らないけど『浮気』『浮気』って、映画の宣伝何もしないのよね。だから『使えね~な~』と思った。何の宣伝に来たんだ、こいつら。思わず『こいつら』と言っちゃいました(笑)」と報道陣に苦言。再び会場を笑わせた。

舞台あいさつには高月彩良、田山涼成、宮崎美子、久万真路監督も出席。司会は逸見太郎が務めた。

同作は、Netflixオリジナルドラマ『火花』やテレビドラマ『ワカコ酒』(BSテレビ東京)の久万真路監督が手がけたオリジナル脚本作品。定年退職し、認知症だった愛妻も看取り、人生の最期のページを意識し始めた71歳の主人公・福山健二(岩城)が、一歩を踏み出してさまざまな人々と交流し新たな挑戦をはじめ、第二の青春を送ろうとする様を描く。ENCOUNT編集部

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