元ラーメンズ片桐仁、彫刻家・アーティストとしての自信を持つきっかけとなった地、台湾へ

5月11日よる11時から放送の日本テレビ『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』のゲストは、俳優・片桐仁。芸人活動を経て俳優として活躍する中、彫刻家の顔も持つ片桐が、かつてクラウドファンディングを実施し個展を開いた地、台湾・台北を再訪。自身の芸能活動を振り返りつつ、貴重な芸術作品や古美術・骨とう品を体感。そして日本人の設計者集団が設計した建物にも足を踏み入れたりと、片桐のアートの源流に触れた。

最初に、「ここは、すごい覚えてます」と意気揚々と片桐が向かった先は2019年に個展を開いたという『華山 Laugh&Peace Factory』。日本各地での個展開催を経て初の海外進出を果たしたその時のことを「僕のことを知らなくても作品が物語ってくれる」と感慨深げに振り返る。

また、片桐が手がけた粘土アート作品もスタジオに登場。MCの今田耕司や八木莉可子も、その作品を手に取ると、細部まで作り込まれたそのクオリティに驚きつつも“ダジャレ”をベースに作られたユニークな造形に自然と笑いが起こる。

続けて、かつて訪問した際に“最も衝撃を受けた”という世界四大博物館の1つ『国立故宮(こきゅう)博物院』へ。土器・青銅器好きの片桐は、軽い足取りで中へ入ると、展示されている貴重な作品の数々を鑑賞。世界的にも有名な、とある彫刻作品も観ることができ、改めてその作品の細かさ美しさに見とれる場面も。

また、紀元前約1000年前に作られた青銅器(水器)を前にテンション最高潮の片桐は、止まらない解説と共に満面の笑顔を見せる。

その足で、老舗の画材屋へ向かうと豊富な品揃えに高揚。「限りなく使わない気がする」とぼやきながらも次々と粘土アート用に道具を買いそろえ店を後にした。

そして、台北市内から車で約1時間半かけたどり着いたのは『宜蘭縣庁舎(ぎらんけんちょうしゃ)』。日本の建築家集団『象設計集団』によって建てられたもので、設計に携わった方から直接話を聞くことができた片桐は、建物の造形のアイディアや、デザインのモチーフについての貴重な話に聞きほれた。さらに、建物内を散策すると生で見るその絶景に「来なきゃ分からなかったですね」と感想を語ると、目の前に広がるその光景をその場で絵に仕立て上げる。

そんな中、芸人・俳優・彫刻家と一見、“多才”ではあるものの、それぞれの分野において、あくまでも趣味の延長だったり専門的な勉強をしていないことについての葛藤を打ち明けるシーンも。

スタジオでは、「アートっていうのはどういうものですか?」との問いかけに、「自分の経験を振り返りつつアートに対しての考え、自分なり思いを明かす。

個展を開いた際に、決起集会を行なったレストランに向かった片桐は、その店で少し風変わりな料理名“毛沢東の豚の角煮餃子(ぎょうざ)”などを注文。美味しそうな料理が次々と出されるが、本人も苦手と語る食リポのぎこちなさに、思わず映像を見ていた今田も苦笑…

芸術家としての片桐の魅力が詰まったアナザースカイは今夜11時から放送。

写真提供:(C)日テレ

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