西武3年目の「和製ランディ・ジョンソン」がプロ初昇格 「びっくりしたけどうれしい」 イースタンで4勝0敗 驚異の防御率0・33

キャッチボールする西武・羽田(撮影・冨永豊)

◆西武―楽天(11日、ベルーナドーム)

西武の羽田慎之介投手(20)が11日、プロ入り後初めて出場選手登録された。中継ぎで起用される見込み。10日夜に1軍初昇格を告げられた191センチの長身左腕は「ちょっとびっくりしたけど、うれしい。投げるだけしっかり投げて頑張ります」と意気込んだ。

東京・八王子学園八王子高から2022年にドラフト4位で入団した羽田は、今季は先発4試合を含む5試合に登板し、4勝0敗、防御率0・33と驚異的な数字をマーク。3月の春季教育リーグ巨人戦で自己最速の156キロを出すなど、「和製ランディ・ジョンソン」の愛称の通り大型左腕として急成長を遂げている。「成績は出ていたので、抑え続ければいずれあるなという風には思っていた。安定している」と高いパフォーマンスで疲弊している中継ぎ陣にフレッシュな力を与えていく。

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