焼き網に『アレ』を塗ってみて 魚がくっ付かなくなる方法に「ほんとだ」「快適」

※写真はイメージ

魚焼きグリルを使う時の悩みといえば、焼き網に魚がくっ付いてしまうこと。

せっかくおいしく焼き上げても、焼き網に身がくっ付いてぼろぼろになってしまったらもったいないですよね。

魚焼きグリルの焼き網に魚がくっ付かないようにする方法について、Rinnai(リンナイ)公式サイトに掲載されている内容をご紹介します。

魚焼きグリルの焼き網に魚がくっ付いてしまうのはなぜか

魚焼きグリルで魚を焼く時、焼き網に魚がくっ付いてしまうのは『熱凝着』が起こるためです。

熱凝着とは、タンパク質が熱によって変化し、直接触れている金属と反応してくっ付いてしまうこと。魚にはタンパク質が含まれているため、加熱することでこのような現象が起きてしまうようです。

せっかく上手に焼けたとしても、熱凝着が起きてしまっては魚をうまく取り出せません。

魚焼きグリルの焼き網に魚がくっ付くのを防ぐには…

魚焼きグリルの焼き網に魚がくっ付くのを防ぐには、いくつかの方法があります。以下で詳しく見ていきましょう。

焼き網に食用油を塗る

焼き網にあらかじめ食用油を塗ってから、魚を焼いてみましょう。

魚(食材)を置く前に焼き網に食用油を塗っていただき、予熱を1‐2分ほど行ってください。食材(魚)がくっつきにくくなり、焼き上がり後、取り出しやすくなります。

食用油を塗って焼き網をコーティングしておけば、くっ付くのを予防できます。

また、焼き網が冷えた状態で魚焼きグリルを使用することも、魚がくっ付く原因です。数分でいいので事前に魚焼きグリルを予熱しておきましょう。

専用の道具を使う

魚を魚焼きグリルから取り出す時に、専用の道具を使うのもおすすめです。

リンナイから発売されている『魚とって』という調理器具は、細長い焼き魚をうまくすくい取れるよう、横幅が広く薄いつくりになっています。

使い方は、『魚とって』に付いている切り込みを焼き網の隙間に合わせ、焼き上がった魚をすくい取るようにして持ち上げるだけ。

すると、身が崩れたりちぎたりすることなく魚を取り出せます。

焼き上がった魚を取り出す時はもちろん、魚の表裏を返す時にも大活躍するアイテムです。

魚焼きグリルを使う際に少しの工夫をすれば、焼き網に魚がくっ付くのを防げます。

これまで「魚が焼き網にくっ付く…」と悩んでいた人は、ぜひ本記事で紹介した焼き方をマスターして、見た目も味も完璧な焼き魚を調理してください。


[文・構成/grape編集部]


出典

リンナイ公式

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