上越オープンガーデンと花めぐり 庭を彩る花めで楽しむ 新規含め31軒で公開

雁木通りプラザ広場の作品展示。もみじ幼稚園の園児も興味深そうに眺めた

上越市内の住宅や店舗などが庭を公開する「上越オープンガーデンと花めぐり」が31日まで開かれている。今回は新規公開を含め31軒の庭と花を楽しむことができる。花のまち高田プロジェクト、オープンガーデン愛好会主催。

今年で17年目の恒例行事で、春と秋の年2回実施している。庭の公開は同愛好会の会員が行っている。高田地区の本町、大町を中心に直江津、脇野田、大潟区などに広がり、今年は三和区から新規参加があった。各庭園はそれぞれ趣向を凝らし、オープンガーデンののぼり旗と額で飾られた花が目印となっている。

雁木通りプラザ(同市本町3)の広場では会員が持ち寄った花の作品展示を行っている。これは一昨年の15周年記念として開始した。会期中の25、26の両日は本町通り商店街に花の作品展示や販売、ワークショップなどが出店する「本町花フェスタ」が行われ、その作品の一つにもなっている。

同市寺町3の真宗寺(淀野壮介住職)は今年が初参加。庭師の経験を持つ淀野住職が少しずつ整備を進め、「以前からすごくいい取り組みだと思っていた。見てもらうことで庭も良くなる」と参加を決めた。庭は整備の途中だというが、本堂が映えるように花の鉢を配した。

今年は11日に初めての一般公募バスツアーを実施する。また今年の秋は会員の庭公開は任意とし、新趣向として会員による作品展示を本町の2会場で行う。

オープンガーデン愛好会は随時会員を募集している。申し込み、問い合わせは会長の内山千代子さん(電080・4334・4582)へ。

今年初参加の真宗寺の花

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