【新日本】鷹木信悟と上村優也がNEVER王座戦 米国大会唯一の日本人対決としてAEW勢に対抗心燃やす

調印式に出席した(左から)鷹木信悟、棚橋弘至社長、上村優也(新日本プロレス提供)

新日本プロレス11日(日本時間12日)の米国・カリフォルニア大会でNEVER無差別級王者の鷹木信悟(41)と挑戦者の上村優也(29)が熱い火花を散らした。

両者は10日(日本時間11日)の前日公開調印式に出席。KOPWを保持したままNEVER王座に挑戦する上村は「明日は新日本プロレスの大会なのに、3つのタイトルマッチでAEWの選手が絡んでいます。それに対してこのNEVERのタイトルマッチは僕と鷹木選手。新日本プロレス同士なので、新日本プロレスの強い試合を見せることができると思います」と豪語。

同大会で行われるIWGP世界ヘビー級王座戦(ジョン・モクスリーVS海野翔太)、STRONG無差別級王座戦(エディ・キングストンVSゲイブ・キッド)、NJPW WORLD認定TV王座戦(ジェフ・コブVSランス・アーチャー)の3試合に対抗心を燃やしつつ「強い鷹木選手に勝って、KOPWとNEVER、2つを持ったまま僕が新日本プロレスを盛り上げたいと思います」と言い切った。

迎え撃つ鷹木も「新日本の米国大会の中で唯一の日本人同士の対決で、NEVERのタイトルがかかっているということでかなり気合入ってます。AEWの選手が何人いようが、俺には俺のスタイルがあるので。関係なく、鷹木信悟のスタイルを貫きます」と大和魂全開だ。「彼はいいことを言っていた。強い新日本プロレスを体現するんだと。強い新日本を取り戻すために強い鷹木信悟から勝ちたいと。でも残念ながら明日は、強い鷹木信悟だけを見ることになるでしょう」と必勝宣言を繰り出した。

タイトル保持者同士の激突だが、かかっているのはNEVERのベルトのみ。それでも鷹木は「俺の方がリスクが高いけど、高いリスクを背負っている時の鷹木信悟はかなり強いのでその強さを明日のリングで表現しよう」と絶大な自信をのぞかせていた。

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