西武ドラ6「レオのガリバー」村田怜音 プロ初打席初球初安打

2回無死、左前打を放つ西武・村田(撮影・冨永豊)

◆西武―楽天(11日、ベルーナドーム)

西武のドラフト6位ルーキー、村田怜音内野手(22)=皇学館大=が6番DHでプロ初先発初出場し、2回の第1打席に早くもプロ初安打を放った。

名前にちなみ、優里の「レオ」を登場曲にして打席へ。楽天・内が初球に投じた149キロの直球を迷わずスイングすると、詰まりながらもレフト前に落ちるポテンヒットとなり、一塁上でガッツポーズした。

村田は196センチ、110キロの大柄な体格を生かした長打力が持ち味。イースタン・リーグで12試合出場し、打率3割5分1厘、2本塁打、10打点と大暴れしていた。3~5年後の本塁打王を狙う和製大砲候補は試合前に「まずは1本ヒットが打てれば」と誓っていたが、1球でノルマを達成した。

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