ボーフム・浅野拓磨 レーバークーゼン戦で復帰へ ドイツ紙「最後のホームゲームになるかも」

浅野拓磨

ドイツ1部ボーフムの日本代表FW浅野拓磨(29)は、12日(日本時間13日)に行われるホーム最終戦で、無敗でリーグ優勝を決めたレーバークーゼン戦で復帰見通しとなった。

浅野は太ももを痛めたため、4―3で勝利した5日のアウェー、ウニオン・ベルリン戦を欠場。しかし、ドイツ誌「キッカー」によると、レーバークーゼン戦を控えた会見でボーフムのハイコ・ブッチャー監督は、浅野について「100%の状態に戻った」と出場に太鼓判。先発する可能性が高そうだ。

開始時間の関係でこの試合前に、決まっている可能性があるとはいえ、ボーフムにとって1部残留確定へ重要な試合。しかもレーバークーゼンは、今季公式戦49試合無敗を継続中とあって、2連勝中と勢いに乗るボーフムが初黒星をつけられるかも注目されている。

浅野にとっては未来を切り開くチャンス。ボーフムとの契約は今季限りとなっているが、延長交渉はまとまっていない。ドイツ紙「WAZ」は「浅野を含む11人にとっては、これが最後のホームゲームになるかもしれない」と指摘した。

以前にはボルシアMGなどの名前が挙がったが、無敗クラブから勝利につながるゴールを挙げれば、新たなオファーが舞い込むかもしれない。

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