「自分で消せなくなった」と通報 福島県で下草火災相次ぐ…空気が乾燥し注意呼びかけ

福島県内では下草などを焼く火事が相次いでいます。

福島地方気象台は空気が乾燥していて火の取り扱いに注意が必要と呼びかけています。

5月11日午前4時50分ごろ火事があったのは、新地町大戸浜ののり面です。

警察などによりますと「土手の枯草が燃えている」と通行人から通報がありました。

火はおよそ20分後に消し止められ、この火事で約30平方メートルの下草が焼けました。けが人はいませんでした。

付近に火の気はなく、警察が火事の原因を調べています。

また、楢葉町上繫岡の休耕田でも火事がありました。

11日の午前10時20分ごろに「田んぼの下草を焼却していたら、自分で消せなくなった」などと通報があったということです。

火は30分後に消し止められ、約100平方メートルの下草が焼けました。

けが人はいませんでした。

警察などによりますと、強風にあおられ燃え広がったということです。

11日の午後2時半現在、福島地方気象台は、浜通りに強風注意報、中通りと会津に乾燥注意報を出していて、火の取り扱いに注意を呼びかけています。

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