強すぎるソフトバンク、オリックスに快勝で今季2度目の5連勝 貯金早くも14 宮崎で16年ぶり白星

4回2死二、三塁、オリックス・福田を空振り三振に仕留めほえるスチュワート(撮影・穴井友梨)

◆ソフトバンク4―1オリックス(11日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

ソフトバンクが今季2度目の5連勝を飾った。

先発のカーター・スチュワート・ジュニアは初回と2回を無安打に抑えたが、3回に2死から紅林弘太郎を四球で歩かせると続く森友哉に右翼フェンス直撃の適時三塁打を浴び1点の先制を許した。

打線は1点を追う5回に、1死一、三塁から9番の三森大貴がオリックス先発、アンダーソン・エスピノーザのナックルカーブを引っ張り、右前への適時打と同点に追いついた。

さらに同点の6回には、無死から3番柳田悠岐、4番山川穂高、5番近藤健介が3連続長短打を放ち勝ち越しに成功すると、さらに続いた1死二、三塁から7番栗原陵矢が中前へ2点適時打を放ちこの回一挙3点を奪った。

スチュワートが6回を1失点に抑えると、3点リードの7回以降は救援陣がリードを守り切った。スチュワートは今季5度目の登板で今季初勝利。チームは4月23日ロッテ戦から同30日の楽天戦までの7連勝に続く今季2度目の5連勝で貯金14に伸ばした。

またキャンプ地の宮崎では2008年に白星を飾って以来、2連敗中だったが、同地で16年ぶりの白星となった。

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