多摩川でふれあい体験 とどろき水辺の楽校 川崎市中原区

子どもたちに川辺で自然とのふれあい体験を提供する「とどろき水辺の楽校」が4月29日、等々力緑地近くの河川敷で開校式を開催し、幼児から小学生とその家族、スタッフを含めて114人が参加した。

開校式では、恒例のラジオ体操などを実施した後、参加者はライフジャケットを羽織り、それぞれ川の中へ。水の中で手網を地面に置き、「がさがさ」と音を立てて石を動かし、生き物を探す「ガサガサ体験」を楽しんだ。参加した白石貴理さん(下沼部小2年)は「大きい魚を捕れたのに逃がしてしまったけど楽しかった」と嬉しそうに話した。父・智規さんも「みんなで集まってできて良かった。今後も続けてほしい」と笑顔で語った。

山下亜希子校長は「これがきっかけで多摩川に足を運んでもらえたら。実際に体験してもらっていろんな生き物が多摩川にいることを知ってほしい」と語った。

今後は、干潟観察会や安全教室、カヌー教室を予定している。

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