革のようで実は『布』…軽く子供への負担減らすランドセル「NuLAND」石川の企業が開発した新素材使用

名古屋市中村区で、2025年の春に入学する新1年生に向けたランドセルの展示会が始まりました。

5月10日から中村区のウインクあいちで始まったランドセル「NuLAND(ニューランド)」の展示会。「QUARTECH(クアルテック)税込60,500円」は、一見革のような素材ですが布でできていて、とても軽いです。

使われているのは、石川県の繊維会社が開発した新素材の布です。革のような質感がありながらも布のため軽く、子供の身体への負担を減らせるといいます。

素材の詳細は企業秘密としていますが、一般的な合皮のランドセルが1.3キロほどに対し、ニューランドは870グラムほどに抑えられているということです。

母親:
「歩く距離が長いので、できるだけ軽いランドセルがいいなと」

別の母親:
「すごく軽くて。お兄ちゃんがいるんですけど、その子のランドセルと比べたら全然軽いので、小柄なのでこの子にはいいかなと思って」

ランドセルのなかには、タブレットを入れるためのポケットもついていて、チャックを開ければ容量を増やすこともできます。

また、一部に工場で廃棄される布の端切れを再利用した生地も使っていて、環境にも優しいランドセルになっています。

この展示会は5月12日まで開かれています。

© 東海テレビ