西和賀町の特産「西わらび」が、収穫シーズンを迎えている。西和賀産業公社(同町川尻)では同町大渡地内にある同社圃場(ほじょう)に直売所を設営し、県内外の愛好者たちに新鮮な朝採りワラビを販売している。
圃場は国道107号の道沿いで、秋田道湯田インターチェンジから約500メートル西側。広さは約1ヘクタールで、直売所の営業期間に合わせ収穫して並べるほか、町内の他の生産者の物も取り扱う。
直売所は2023年に初めて設営。販売しているのは厳選した高品質ワラビで、A品が長さ26センチ以上30センチ以下、太さ8ミリ以上、B品が長さ25センチ以上30センチ以下、太さ6ミリ以上。ともに1キロでA品が1000円(税込み)、B品が800円(同)。
今季は暖冬の影響で昨年よりも1週間ほど早く収穫を開始し、直売所は6日にオープン。ワラビは午前5時ごろから摘み取り、来月上旬ごろまで営業する予定。