手植え競技白熱 チーム対抗で校内大会 千厩高【一関】

校内田植え大会でゴールを目指し手植えする千厩高の生徒ら

 一関市千厩町の県立千厩高校(熊谷道仁校長、生徒458人)の校内田植え大会は10日、同校の農場で開かれた。生徒や教諭でつくるチーム対抗で手植えの速さと正確さを競い、親睦を深めた。

 田植えを通して交流し、米作りにも触れてもらおうと生徒の企画で始まり、生産技術科の生徒でつくる農業クラブが主催し毎年開かれている。今年は3人一組で11チームが出場した。

 競技は約3アールの水田の一部、苗は「金色の風」を使用。苗を入れた籠をリレーし、レーンごとの作業終了タイムを基本に、1株当たりの苗の本数や植え付け具合を審査した。

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