【MLB】大谷翔平、二塁打量産で“ゴジラ超え”の再現なるか 驚異の年間ペース「60.75」日本選手最多は射程圏内

ドジャース大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦に「2番DH」で先発出場。8回の第4打席に二塁打を放つなど、マルチ安打の活躍を見せた。

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■ナ・リーグ首位を快走

大谷は2試合連続であたりが止まっていたが、3回の第2打席にチーム初ヒットとなる左安打を放つ。相手先発のマイケル・キング投手の前に苦しんでいたチ―ムのなかで気を吐く。

さらに、8回無死一塁で回ってきた第4打席では、2番手松井裕樹投手の3球目スライダーを捉え、打球は左中間へ。速度107.2マイル(約172.5キロ)の一打が外野フェンスへ到達、大谷は悠々と二塁へ駆け込んだ。

大谷はこれで今季の二塁打数を15に伸ばし、依然としてナ・リーグ首位をキープしている。

今季二塁打を量産する大谷だが、日本人メジャーリーガーの年間最多二塁打は、2005年にヤンキースでプレーしていた松井秀喜氏が放った「45」。ちなみに、松井氏は03年に42本を放っており、3位には09年にカブスでプレーしていた福留孝介氏が38本で続いている。

大谷はここまでチームの40試合中39試合に出場して15本を放っており、162試合に換算すると「60.75」。怪我などのアクシデントがなくこのままのペースを維持できれば、日本選手の最多記録更新は確実となる。

打者専念となっているドジャースの1年目で圧巻の成績を残し好調を維持する大谷。今季日本人メジャー通算最多本塁打記録を更新したが、二塁打でも“ゴジラ超え”を果たすことはできるのか。

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