大谷翔平が凄すぎて上の空「…ああ、ごめん」 米解説者がもはや仕事に集中できず「ごめんよ」

パドレス戦に先発し4打数2安打だったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の二塁打に興奮した米解説者が熱弁

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、敵地パドレス戦に「2番・DH」で先発し、4打数2安打だった。8回には松井裕樹から二塁打。米実況が話をしようとすると、解説者は「107(マイル)……ああ、ごめん」と遮る珍事が起きていた。

大谷が鮮やかに弾き返した。0-1の8回無死一塁。松井から左中間を破る二塁打を放ち、チャンスを広げた。塁上でヒップロック。続くフリーマンの左犠飛で同点に追いついた。打球速度は107マイル(約172.2キロ)の超速打。直後の米スタジオでは“異変”が起きていた。

カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況ジョー・デービス氏は、「フリーマンが打席に向かう中、ルーベン・ニエブラ投手コーチがマウンドにやってきました。ドジャースはここで……」と続く場面を伝えようとすると、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「107(マイル)……ああ、ごめん」と遮ってしまった。まるで上の空のように実況の話に集中しておらず、小声だった。

デービス氏が「この試合最高のチャンスがやってきました」と伝えても、ハーシュハイザー氏は「ごめんよ、ジョー。あの二塁打に興奮しすぎたんだ(笑)」と改めて謝った。「何を言いたかったんだい?」と振られると大興奮。「あのスイングで打球速度107マイルだったんだよ! 片手でだよ! 彼の打球の速さは信じられない!」と熱弁した。

実況そっちのけとなったハーシュハイザー氏。チームは1-2のサヨナラ負けで連勝は7でストップしたが、熱狂ぶりが伝わるシーンだった。

THE ANSWER編集部

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