17位湘南vs首位町田は0-0ドロー…湘南は今季初の無失点も好機活かせず、町田はオ・セフン弾もVARに泣く【明治安田J1第13節】

11日、明治安田J1リーグ第13節の湘南ベルマーレvsFC町田ゼルビアがレモンガスタジアム平塚で行われ、0-0のゴールレスドローで決着した。

リーグ最多24失点で2勝4分け6敗の湘南(17位)、2連勝中で8勝1分け3敗の町田(1位)。首位町田はU-23日本代表の平河悠が先発復帰し、藤尾翔太もベンチでスタンバイする。

湘南は4分、畑大雅の低いマイナスクロスに池田昌生がボックス内で左足シュート。バウンドを上手く見極め、ボレー気味に枠を突くも、古巣対戦のGK谷晃生に間一髪で弾き出される。

6分にもビッグチャンス。成長著しい福田翔生、ベテラン阿部浩之を経由し、最後は21歳平岡太陽がボックス内から左足シュート。惜しくもゴール右へ外れる。

その他にも首位相手に数多くのシュートを飛ばす湘南だが、肝心のゴールは訪れず。18分には福田のオーバーヘッドシュートが枠を突くが、接触でのファウルを取られてしまう。

ゴールレスで折り返した後半、前半途中から持ち直すも決定機を作れなかった町田は、ナ・サンホを下げて藤本一輝を投入する。

その町田は56分、荒木駿太のワンタッチフリックが利いて右サイドを抜け出した平河…低いクロスにオ・セフンが飛び込みネットを揺らすも、VARオンリーレビューで荒木の戻りオフサイドが確認され、先制点は無効に。

62分には決定機。左サイドをえぐった平河のクロスに、途中出場の藤尾がヘディングシュートを放つもクロスバー直撃。U-23日本代表ラインでの先制点ならず。

藤尾はU23アジア杯でも披露した通り、積極的なチェイシングを見せ、68分にはボックス手前から果敢にも右足を振る。枠を突いたが、威力に乏しくGKがキャッチ。

湘南は84分、右から崩して押し込み、最後はこぼれ球に左からボックス周辺へ駆け上がった畑が左足ミドル。強烈な一撃は枠を捉えるも、線上に立ったDFのブロックで先制ならず。

町田は終盤にきてミッチェル・デュークやエリキを相次いで投入。アタッカー陣の層の厚さを見せつけ、“1点”を奪いに行くが、試合は0-0のゴールレスドローで決着。3連勝とはならなかった。

湘南は今季初の無失点も、同時に4試合ぶりのノーゴール。前節勝利の勢いで首位撃破、とはいかなかった。

湘南ベルマーレ 0-0 FC町田ゼルビア

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