京都サンガ、福岡に2-3で今季2度目の3連敗 ホームでは6連敗、初白星ならず

サンガ―福岡 前半、同点ゴールを決めるサンガの宮吉(サンガスタジアム京セラ)

 J1京都サンガFCは11日、サンガスタジアム京セラで第13節の福岡戦に臨み、2-3で敗れ、またもホーム初白星を逃した。今季2度目の3連敗で、ホームで6連敗となった。勝ち点は9のままで、順位は18位から19位に下がった。

 サンガは、前節から6人先発を入れ替え、宮吉が今季初先発。今季加入した鈴木義も初先発した。原、松田、武田、福田もスタメン復帰した。福岡は元サンガの岩崎(京都橘高出)や湯沢、GK村上(草津東高-大阪体育大出)が先発した。

 サンガは開始から勢いあるプレスと、サポートの動きを増やして敵陣での時間をつくり、原や武田が果敢にシュートを放った。しかし前半19分、GKのロングキックからこぼれ球を拾われ、クロスから失点。2分後、敵陣左で麻田がヘディングに競り勝つと、こぼれ球に原と松田が反応。松田のシュートはGKに止められたが、走り込んだ宮吉がこぼれてきたボールを左隅に蹴り込んで追いついた。ホームでの得点は3月の第4節横浜M戦以来。宮吉は今季初ゴールとなった。

 後半に入って両サイドから突破を許し、5分、CKからこぼれ球を押し込まれ、同7分には岩崎の左クロスをゴール前で合わされて追加された。1分後に宮吉の右クロスがオウンゴールになり、その後も押し気味に試合を進めたが、あと一歩及ばなかった。

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