2024年3月期 南都銀行決算 2期ぶり増益

南都銀行は2024年3月期の決算を発表しました。経常利益は2期ぶりの増益となりました。

南都銀行によりますと経常利益は、銀行単体で前の期より大幅に増加した158億8500万円でした。税金などを差し引いた最終的な利益を示す当期純利益は118億300万円で、いずれも2期ぶりの増益となりました。

これは、貸出金利息が増えていることや、取引先の業績が改善し融資にかかる費用が減少したことなどが要因だといいます。

また、2025年3月期の業績予想は金利が上昇し、貸出金利息が増えることなどから当期純利益で6億円増え125億円を見込んでいるということです。なお、銀行の健全性を示す自己資本比率は10.46%となりました。

2024年3月末から算定方法が変更されたものの、前の期と大きな変化はなく安定した水準を維持しています。

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