真田広之プロデュース「SHOGUN 将軍」シーズン2制作へ 契約に合意

真田広之

ディズニー系列の米FXによる世界的ヒットドラマ「SHOGUN 将軍」で主演、プロデュースを務めた真田広之がシーズン2の制作に合意し、契約を結んだことが分かった。米芸能サイト「デッドライン」が10日報じた。

1600年の「関ヶ原の戦い」前夜が舞台の「SHOGUN」は、英作家ジェームス・クラベルの小説をもとに制作された全10話の〝ハリウッド版時代劇〟。徳川家康をモデルとした主人公・吉井虎永が将軍となり、天下を制するまでの道のりを描いた。

同サイトは関係者の話として、シーズン2がこれまで通りの限定シリーズになるのか、今後は通常のドラマシリーズとして制作されるかは検討中だと伝えた。その上で、重要な要素となるのは米テレビ業界最高の栄誉とされるエミー賞への2024年度対象作品の締め切りとの兼ね合いや、対象となる同賞の部門だという。

昨年の長期にわたる全米映画俳優組合のストライキの影響で、進行中のドラマの新シーズンが遅れ、テレビネットワークや動画配信サービスは限定シリーズに大きく移行。そのため、24年度エミー賞のドラマシリーズ部門は例年より良質な作品が少ない一方、「SHOGUN」が有力候補とされる限定シリーズ部門は、全てのカテゴリーの中で最もし烈な競争になるとみられている。

「SHOGUN」は2月27日から日本では動画配信大手ディズニープラスにより独占配信されている。また、世界では配信開始6日間で900万再生を記録するなど大きな話題を集めた。

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