【阪神】近本光司がプロ初の満塁打も…チームは大逆転負け「複雑な気持ち」

本塁打を放った近本光司だが…

屈辱の大逆転負けや… 阪神は11日のDeNA戦に9―11で敗れた。2点リードの8回、4番手でマウンドに上がった岩崎がハマ打線に飲まれた。先頭・森敬は投直に打ち取ったが、代打・桑原にストレートの四球を与えて、一死一塁。続く蝦名にはバックスクリーンに飛び込む1号2ランを浴びて、試合を振り出しに戻された。

守護神にとっては踏ん張りどころだったが、ここで迎えたのがハマの大砲・筒香。2ストライクまで追い込みながらも、甘く入ったスライダーを捉えられ、左翼席に飛び込む逆転の2号ソロを被弾した。1点ビハインドとなったところで岩崎は降板。後を継いだ5番手・岡留も流れを止められず、4番・牧に5号ソロをレフトスタンドに運ばれた。痛恨の1発を浴びた岩崎は「フォアボールからのホームランだったので、1番ダメだったなと…」と悔しさをにじませながら振り返っていた。

一時は近本光司の満塁打などで7点リードを奪うも、投手陣が足を引っ張り、まさかの逆転負け。打線が息を吹き返しただけに、ここから巻き返しを図りたいところだ。

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