『立憲』『公明』『社民』 与野党の幹部が続々と熊本へ

大型連休後、初の週末となったきょう(11日)、与野党の幹部が相次いで熊本県内を訪れました。

公明党の山口那津男代表は、党の県本部が開いた熊本地震の復興会議に出席し、復興の状況に応じて、変化する課題などに柔軟に対応する必要性を訴えました。

会議の後、山口代表は、水俣病の患者・被害者団体との懇談会で、環境省の職員がマイクの音を切った問題について、苦言を呈しました。

「丁寧に(水俣病の)被害者に寄り添う姿勢をきちんと持ったうえで、対応していただきたかった」
(公明党 山口那津男代表)

立憲民主党の長妻昭政調会長は、熊本市で街頭演説を行い、先月(4月)の衆議院の補欠選挙で、保守地盤の島根県でも勝利した成果を強調して、熊本でも変革を呼びかけました。

さらに水俣病患者・被害者団体と環境大臣の懇談での問題については

「『自分は(マイクを)オフにしたとは認識していません』と、いけしゃあしゃあとその場で言う大臣。一体、これはどうなっているんだろう。これはやっぱり長年の政権のおごりが出ていると思います」
(立憲民主党 長妻昭政調会長)

このように述べ、伊藤環境大臣の言動を批判しました。

また、社民党の福島みずほ党首は、益城町を訪れ、裏金問題などが続く自民党政治からの転換を訴えました。

「国民の生活と全く切れたところでやっている政治を変える。
それがみんなの声ではないでしょうか」
(社民党 福島みずほ党首)

福島党首は、このように述べ、支持拡大を呼びかけました。

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