ポチェッティーノ監督が自身の進退に言及「別れる必要があるかもしれない」シーズン終了後に退任の可能性も「1週間以内にわかる」

写真:自身の進退に言及したポチェティーノ監督

チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が不透明となっている自身の進退について語った。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。

ポチェッティーノ監督は今シーズンの終了までに、オーナーを務めるトッド・ベーリー氏ら首脳陣と改めて話し合いの場を持つ必要があると考えているようだ。

ノッティンガム・フォレスト戦を前にした記者会見で「オーナーが監督交代を考えているのなら、1週間以内にわかるだろう」と自身の去就に言及。「ここ数カ月、その疑問(進退問題)が常につきまとっているのは事実だ」と続けた。これまで退任の可能性を否定してきたポチェッティーノ監督だが、一転してチェルシー退団の可能性をほのめかしている。

「我々が幸せなら完璧だが、オーナーが幸せならそれでいいというわけではない。我々にも聞いてみる必要があるし、幸せではなく、別れる必要があるかもしれないからだ。コーチ陣が(来季も)継続しないと決断するのは初めて起こることではない。明日、私は『退団する』と言うかもしれない」

「私はやるべきことのためにここに来たので、もしかしたら幸せではないのかもしれないが、結局のところ期待していたものとは違った。私は私が幸せではないと言っているわけではない。もし私たちが別れたとしても問題ではないし、世界の終わりになるわけでもない」

トッテナム戦、ウェストハム戦に勝利し、浮上の兆しを見せているチェルシーは、来季の欧州大会出場の可能性が出てきた。ベーリー氏もウェストハム戦後に「我々は本当に美しいサッカーをしていた。思い描いた通りになった」と前向きな発言を公の場で残した。

その発言に対してポチェッティーノ監督は、「彼(ベーリー)は現実を語ったと思う。トッドはいつも我々に優しく、厳しい状況の時でさえ、前向きだった。今になって公表するなんて…。オーナーが幸せなら、クラブ、ファン、選手にとってもいいことだ」と語っている。

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