舘ひろし&柴田恭兵、8年ぶりのあぶ刑事に「4人揃うと最強」

映画『帰ってきた あぶない刑事』の先行上映会が5月11日、大阪市内の映画館で実施され、ダンディ鷹山こと舘ひろし、セクシー大下こと柴田恭兵が登壇。舞台挨拶をおこなった。

舞台挨拶に登壇した舘ひろし(左)と柴田恭兵(5月11日・大阪市内)

8年ぶりの復活となった劇場版シリーズに、「お帰り!」の大歓声が沸く客席の間を歩いてステージに現れたタカとユージ。舘は「本当に老体にムチを打って頑張りました。楽しんでいただけたら幸いです」と挨拶すると、柴田も「大阪のベイビーたちに会いたかったです。タカとユージの娘たちです」と、ファンとの再会を喜んだ。

ドラマ放映開始から38年。再び集結することとなった最強バディに、舘は「また恭サマと一緒に、タカとユージができると。本当にうれしかったです。会った瞬間にタカとユージの関係ができる。何年経っても変わらない気がします」と語り、柴田も「トオルくん(仲村トオル)、温っちゃん(浅野温子)、改めて4人が揃うと最強だなと感じましたね」と振りかえった。

サインボールのプレゼントというサプライズ企画も(5月11日・大阪市内)

この日はファン感謝デイということもあり、客席から質問を受け付ける場面も。22歳の男性から「おふたりのように格好良くなるにはどうしたらいいでしょう?」と尋ねられると、舘は「僕はずっと、女性のことばっかり考えてたので(笑)、こういう風になっちゃうという。すいません」と苦笑い。柴田は「もう一度お立ちになっていただけますか? 充分かっこいいです」と、ユージのような甘いセリフで会場を盛り上げた。

イベントの最後、柴田は「70歳を過ぎてから映画を撮ろうと約束していた先輩たちが、完成前に亡くなってしまって」と語り、そのプロデューサーや監督、殺陣師の名前を挙げながら、感極まった様子で「ラストシーンのコマ落としで『見守ってくれてありがとう』と、4人の名前と『あぶ刑事ベイビー、アイラブユー』と言ってジャンプしたんです」というエピソードを披露。そして、「5回くらい観ていただけると。それでも分からないなら10回くらい」と明るく振る舞い、本作をアピールした。同映画は5月24日に公開される。

◆映画『帰ってきた あぶない刑事』
定年後、ニュージーランドで探偵事務所を開業した鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)は、警官と問題を起こして免許を剥奪され、8年ぶりに横浜に戻ってくる。その夜、香港在住の日本人弁護士が何者かに横浜で殺される事件が発生。そして、永峰彩夏(土屋太鳳)という女性が事務所を訪れ、消えた母・夏子を探して欲しいという。旧知である夏子の捜索を始めた2人だったが、その裏では爆破テロを画策する敵の影が見え隠れする。

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