ママ友がいると心強い反面、関係性で悩みを持つ人も多いですよね。今回は、「ママ友のグチがつらい」とストレスを抱えた人が、とうとう我慢の限界を迎え──? という知人から聞いた話をご紹介します。
よくグチを言うママ友
ママ友のAさんは、会うたびによくグチを漏らす人でした。
もちろん少しくらいのグチなら誰でもありますが、Aさんのグチはどっと疲れるものでした。
先日誘われてランチに行ったとき、
「〇〇さんに無視された!」と話すAさん。
それに「またか」と思う私。
誰かに無視された! 睨まれた! というような話はもう何回も聞いていました。
正直、その場にいたわけではないのでなんとも言えませんが、「勘違いなのでは?」と思うこともしばしばありました。
「ね?」の圧が強すぎる
「〇〇さんは、気づかなかったのかもしれないよ?」と言いたいところなのですが、それを言うとAさんは必ず不機嫌になります。
そのため、「そうなんだ、それは嫌な気持ちになるね」と無難な相づちをうちました。ですがAさんはそれじゃ納得しません。
「ね? 〇〇さんって嫌な人だよね? そう思うよね?」と、なんとしても同意させようとしてくるのです。
「ね?」圧が強すぎるAさん。毎回、私も悪口に巻き込まれそうになるのです。
我慢していたけれど
Aさんとの会話は、いつも精神的にどっと疲れてしまいます。
ここで「知らないよ」って言えたらどんなにいいだろう、と思いますがさすがに言えません。
毎度のグチに同意の強要。今まで我慢していましたが、なんだか急に「もういいや!」と思いました。そして、それからは誘われても何かと「用事がある」と言って断り、距離を置くことにしました。
グチから解放された!
あのAさんのことだから、きっと今ごろ私も「あの人が無視するの!」とか言われているのかもしれません。
ですが、これからも我慢して付き合うくらいなら、知らないところで私のグチを言われるほうがずっといいと思えました。それからは圧の強い「ね?」に疲れることもなく、快適に過ごせるようになりました。
まとめ
疲弊する関係を我慢してずっと続けるのは難しいですよね。無理に合わせようとしても、改善するどころかツラくなる一方です。同じ気持ちを共有したいという気持ちもわかりますが、自分の心を守るために、ときには距離感を置くことも大切ですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:橘るい