またも最下位転落エンゼルスのバント大失敗 敵番記者まで絶句「これは、えっと…ワオ」

エンゼルスのミッキー・モニアック【写真:Getty Images】

エ軍の失態に米解説「オーマイグッドネス」とため息

米大リーグ・エンゼルスは10日(日本時間11日)、本拠地ロイヤルズ戦で1-2の逆転負けを喫し、またも地区最下位に転落した。3回1死三塁では、解説者が「オーマイグッドネス」と言葉を失うバント失敗。好機を逃した。敵軍の番記者も「これは、えっと……ワオ」と頭を抱えた。米ファンからは「エンゼルスは本当に酷い」と失望の声が寄せられている。

ざわめき立った球場がすぐに静まり返った。0-0の3回1死三塁。エンゼルスの2番モニアックは、カウント1-1からの3球目にスクイズを試みた。しかし、打球は舞い上がり、三塁手が悠々と捕球。本塁近くまで走っていた三走ギヨームは早々に帰塁を諦め、ダブルプレーで好機が消滅した。時折見られるプレーだが、最悪の形で大失敗に終わった。

試合を中継した「Apple TV+」の解説者ドントレル・ウィリス氏は投球の直前に「得点のチャンスがあるならば、きっちりものにしないとといけない」と口にしていたが、正反対の結果を目にすると「オーマイグッドネス」とため息をつき、言葉を失った。MLB公式のロイヤルズ番アン・ロジャース記者はXに動画を公開。文面に「これは、えっと……ワオ」と困惑したようにつづった。

米ファンからは「エンゼルスは本当に酷い!」「内野が前に来ている中でこれを選んだことが信じられない」「どうしてバントなんかするんだ?」「これがエンゼルスがバントから得られたもの」などと失望した声が寄せられた。

エンゼルスは5回にアデルの6号ソロで先制したものの、9回に守護神エステベスがフレイジャーに逆転2ランを浴び、1-2で敗戦。14勝25敗、勝率.359となり、この日勝利したアストロズに抜かれて地区最下位に転落した。

THE ANSWER編集部

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