C大阪助っ人がレアゴール!?  クリアボールが背中直撃→泥臭い1G、今季10点目に脚光

C大阪レオ・セアラ【写真:徳原隆元】

レオ・セアラが今季10ゴール目

セレッソ大阪は5月11日、J1リーグ第13節でホームにヴィッセル神戸を迎えたが、1-4で敗れた。3失点の苦しい状況から、反撃の一打をFWレオ・セアラが放ち、一矢報いた。泥臭いプレーが重なったゴールだった。

昨季王者の神戸が強さを見せ、元日本代表MF山口蛍の豪快な一発で先制。さらに同44分にはDF本多勇喜が神戸移籍後の初ゴールで追加点を奪う。本多はJ1でのゴール11年ぶりとなる。

後半立ち上がりには、コーナーキックのチャンスからエースFW大迫勇也が頭で合わせ神戸が3点目。ホームで苦しいビハインドを追ったC大阪だったが、泥臭いプレーから反撃の狼煙を上げる。

後半12分、FWルーカス・フェルナンデスが粘ってMF奥埜博亮が拾う。仕掛けたところでカットされるも、神戸DF山川哲史のクリアしようとしたボールが奥埜の背中に当たり高く上がる。このボールにいち早く反応したL・フェルナンデスがライン際で折り返し、最後はゴール前に飛び込んだレオ・セアラが今季リーグ戦10得点目をゲットした。

このシーンでは奥埜の背中に当たった時点のL・フェルナンデスの立ち位置にオフサイドの可能性が疑われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認によってオンサイドだったことが明らかになる。この結果得点が認められ、レオ・セアラは4年連続二桁ゴールを達成した。

なお、試合は後半アディショナルタイムにも失点してしまい、C大阪が1-4で敗れている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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