【阪神】岡田監督 先発・伊藤将司の投球にぶ然「高い高い言うてんのに、修正できんのやなあ」

痛い星を落としてしまった阪神・岡田監督

阪神は11日のDeNA戦(横浜)に9―11で大逆転負け。先発・伊藤将司投手(28)は、5回途中で8安打7失点で降板した。

序盤から制球に苦しんだ。3点の援護をもらった直後の2回無死一塁から佐野の適時二塁打を浴び、なおも無死一、三塁で京田の二ゴロの間に追加点を献上した。

6点リードとなった5回には、二死一塁から牧、佐野の連打で1点を奪われた。ここで流れを断ち切りたかったが、続く山本を四球で歩かせ二死満塁の大ピンチ。続く京田に走者一掃の右越え適時二塁打を浴び、この回4点を失った。

岡田彰布監督(66)は「初回からボール高いってオマエ、言うてんのに。初回の5球見てみい、全部高めやんか。高い高い言うてんのに修正できんのやなあ」と嘆いた。

前日10日の先発・青柳も6回途中125球を投げて、3失点と先発の役割を果たせなかっただけに「リリーフ陣に負担? そらそうやんか、5回も投げられへんのやから」と厳しい口調で話していた。

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