子どもら19人が堀さらい 大庭稲荷  地元農家と共同作業 藤沢市

堀さらいに汗を流す高校生ら

子どもたちの目線で湘南大庭地区の活性化を図ろうと活動している「マイミライ会議」と「マイミライnext」のメンバー19人は先月29日、引地川親水公園そばの田んぼ地帯で水路の清掃活動を手伝った。

マイミライ会議は湘南大庭地区の児童から高校生まで、マイミライnextは、高校生を中心に

中学生、大学生を加え活動。堀さらいは昨年に引き続き2回目で、両団体が「支援できることがあれば」と提案していた。

今年は前回の7人を大きく上回る19人が参加。大庭稲荷水利組合の田んぼに出向き、学校ジャージに長靴という「勇壮な」いでたちで果敢にスコップを振るっていた。中にはこの日のために長靴を新調した女子高校生もいた。

参加した高校生は、「高齢の方には本当に大変な労働だと思う」と述べ「将来的には自動化、機械化できないか」と思いを巡らしていた。

組合と両団体をつないだ市農水課では「若い方の参加で、作業も活気づいた。地元の水田を意識してもらうだけでもありがたい」と話した。

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