台湾人は日本旅行に夢中、日本でのクレジットカード決済「3倍」も―台湾メディア

8日、台湾メディア・工商時報は、かねてより台湾人の間で人気だった日本旅行が一層熱を帯び、日本でのクレジットカード消費が急増していることを報じた。

2024年5月8日、台湾メディア・工商時報は、かねてより台湾人の間で人気だった日本旅行が一層熱を帯び、日本でのクレジットカード消費が急増していることを報じた。

国泰世華銀行のクレジットカード・CUBEカードが3月、日本での消費で最大10%の還元が得られる「日本賞」と題したキャンペーンを実施したところ、当月の日本での消費額が前年同月比3倍になったと紹介。同カード保有者の1〜3月における日本での消費額も前年同時期より大幅に増えており、台湾人による日本旅行や日本での消費が一層活発になっていることを示す事象として伝えた。

また、同銀行が台湾の電子決済サービス「全支付」(PX Pay)と提携し、「全支付」と日本のソフトバンクグループの決済サービス「PayPay」が相互利用できるようになったことで、これまで台湾のクレジットカードやキャッシュレス決済に対応していなかった日本の店舗でも「PayPay」を通じてショッピングができるようになったことも台湾人の日本での消費拡大につながったとの見方を示した。

さらに、日本でもCUBEカードにひもづけされた「全支付」で決済ができるようになったことで、1.5%の海外取引手数料もかからなくなったとしたほか、6月末までは最大30%のキャッシュバックも行われ、台湾人による日本での消費がさらに旺盛になる可能性を伝えた。(翻訳・編集/川尻)

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