【巨人】岡本和真 得意のヤクルト戦で2打席連発「次につなぐつもりで打席に入りました」

快音を連発した巨人・岡本和真

巨人・岡本和真内野手(27)が11日のヤクルト戦(神宮)に「4番・一塁」で先発出場し、今季初となる2打席連続本塁打を放った。

直近5試合でわずか16打数1安打、月間打率1割1分1厘(試合前時点)と不調にあえいでいた主砲が完全復活だ。まずは2回の第1打席、相手先発・小川のカットボールを捉えると、左翼席へと飛び込む6号同点ソロを放つ。

続く4回一死一塁で迎えた第2打席では、カウント1―2から外角低めの真っすぐを捉えると、打球はぐんぐんと伸びバックスクリーン左へ一直線。「次につなぐつもりで打席に入りました。追加点になってよかったです」と振り返る一発は値千金の7号勝ち越し2ランとなった。

「お得意様」相手の連発だ。岡本和が2019年から昨季までの間、5年連続で最も多くの本塁打を放っているカードがヤクルト戦。今季も試合前時点ですでに1本記録しており、この日の2発を含めると、7本中3本がヤクルト相手と抜群の好相性を見せている。今年もツバメ相手に本塁打を量産しそうな勢いだ。

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