マンCが獲得のアルゼンチンの新星は来年1月にレンタルでスペインへ? マンC本格合流は2〜3シーズン後か

今年1月にマンチェスター・シティが獲得を発表し、現在はレンタルでリーベル・プレートでプレーするU-23アルゼンチン代表MFクラウディオ・エチェベリは、来年1月からスペインのクラブにレンタルされる可能性が高いようだ。10日、アルゼンチンメディアの『オレ』が報じた。

現在18歳のエチェベリは中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤー。リーベル・プレートの下部組織出身で、昨年6月にトップチームデビューした。昨年11月に開催されたFIFA U-17ワールドカップではキャプテンを務め、7試合の出場で5ゴール1アシストをマークし、チームの4位入賞に大きく貢献すると、今年1月にはU-23アルゼンチン代表としてパリオリンピック2024(パリ五輪)南米予選に出場し、チームの本大会出場権に貢献した。

マンチェスター・シティは「アルゼンチンの新星」エチェベリと今年1月に2028年6月30日までとなる4年半契約を締結したが、同選手は2024シーズンはレンタル移籍という形でリーベル・プレートでのプレーを続け、来年1月にマンチェスター・シティに合流する予定であると報じられていた。

しかし、マンチェスター・シティは来年1月にエチェベリをレンタルでスペインのクラブに2〜3シーズン貸し出し、サッカー選手として成熟したあとにマンチェスター・シティに合流させることを考えているという。

今回の報道によると、当初マンチェスター・シティはエチェベリのレンタル移籍先の候補として、同じシティグループのジローナを考えていたという。しかし、UEFAの規定により、同じオーナーのクラブ間でレンタル移籍した選手のチャンピオンズリーグ(CL)出場が禁止されているため、エチェベリが来季のCL出場権を獲得したジローナに移籍した場合、少なくとも来年の6月まではチャンピオンズリーグの出場が許可されない。そのような背景もあり、マンチェスター・シティではエチェベリをスペインの別クラブへ貸し出すことも検討されており、レアル・ソシエダ、ベティス、ラス・パルマスも選択肢に挙がっていると伝えられている。

なお、エチェベリ本人がリーベル・プレートでのコパ・リベルタドーレス2024優勝を熱望していることなどから、同選手が年末までリーベル・プレートでプレーする計画に変わりはないようだ。

© 株式会社シーソーゲーム