チェルシー監督が退任匂わせ? 可能性に言及「オーナーが満足していればいいわけではない」

選手の健闘を立てるポチェッティーノ監督【写真:ロイター】

チェルシーはプレミア暫定7位で来季の欧州大会出場は厳しい状況

イングランド1部チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、今夏に自分からクラブを離れる可能性があると認めた。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。

ポチェッティーノ監督の率いるチェルシーは、プレミアリーグ35試合を消化して15勝9分11敗で暫定7位となっている。クラブは大型補強を行ったものの、来季の欧州大会出場も厳しい状況だ。

監督を頻繁に変えるチェルシーでは、ポチェッティーノ監督の立場は安泰と見られていない。オーナーのトッド・ベイリー氏に解任される可能性が指摘されているアルゼンチン人指揮官は、「私たちがシーズン終了後にスタンフォードブリッジを離れることになっても、それは世界の終わりを意味することではない」と言及するとともに、監督が一方的に解任される状況にも疑問を感じているようだ。

「私たちがハッピーであれば、完璧だ。だが、オーナーが満足していればいいわけではない。なぜなら、私たちもハッピーでないのならば、別れなければならないからだ。コーチングスタッフが継続できないと決断するのは初めてのことではないだろう。明日、私が去ると言うこともできる。判断をするのは2つのパートで、チェルシーがハッピーじゃないのか、オーナーがハッピーじゃないのか、スポーツダイレクターがハッピーじゃないのか。もしかしたら、私たちがハッピーじゃないかもしれない。ここに仕事に来たけれど、最終的に期待していたものと違っていたかもしれない。私は、今の私がハッピーじゃないと言っているのではない。ただ、もし別れることになっても、世界の終わりではない」

監督の入れ替わりが激しいチェルシーだが、今シーズン終了後にも新たな監督探しを行うことになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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